ロスチャイルド家とは--⑤

1945年3月米軍は東京をジェノサイダル・ボミングし、同年8月ホロコーステッド広島、ホロコーステッド長崎を敢行した。米国はこの蛮行を正当化するために、東京裁判南京大虐殺を捏造し、日本国民を黙らせたのである。しかし原爆投下を命じたトルーマン大統領を操っていたのはFRBの株主つまり、ロスチャイルド家を中心とするユダヤ金融資本家であり、軍産複合体を率いるロックフェラー家である。

彼等はロシア革命によって共産主義国ソ連や中国を人工的に建国させたが、天皇を仰ぐ国体、反共産主義の急先鋒とも言うべき日本は、彼等にとって邪魔な存在であり徹底的に叩き潰す必要があった、という視点も見落としてはならない。マルクス主義も資本主義も唯物論なのである。

以下はディヴィッド・ロックフェラーの回顧録(02年出版)である。「中には私達がアメリカの国益に反する秘密結社に属していると信じる者さえいる。そういう手合いの説明によると、一族と私は国際主義者であり、世界中の仲間と共により統合的でグローバルな政治経済構造を、いうなれば一つの世界を構築しようと企んでいると言う。もしそれが罪であるならば、私は有罪でありそれを誇りに思う」と語っている。

深刻な事態であると気付いた米国政府は、何度かFRBを公的な機関に作り替えようと働き掛けた。例えばケネディ大統領は連邦準備制度の廃止を考えていたと言われ、63年11月に暗殺される半年前には、財務省が銀行証券を発行するよう行政命令を出していた。これはFRBからドルの番人の立場を奪う決定であった。それが暗殺とどのように関係しているのかは明らかになっていない。

ユダヤ系ロシア移民ロバート・ルービンは、90年ゴールドマン・サックスの共同会長に就任した。ソ連が崩壊すると彼はロシア国家の最高財政顧問として、泥棒ビジネスを展開した。ユダヤ金融資本家集団が、資本主義がどういうものであるか皆目見当もつかないロシア国家とロシア人の富を根こそぎ略奪したのである。

92年ルービンはパメラ・ハリマンと組んでビル・クリントンを大統領に押し上げると同時に、自ら財務長官に就任した。超円高を仕組んだのも彼である。パメラ・ハリマンは、ブッシュ一族のビジネスパートナーであるブラウン・ハリマン銀行の経営者エイブリル・ハリマンの妻である。彼等は全員、ロスチャイルド家の資本の流れの中に存在している。

99年に財務長官を退任するとルービンは、シティグループ共同会長に就任した。シティはエンロンを破綻に導いた会社である。そして彼はオバマ大統領の金融政策の最大ブレーンとなっている。つまり米国の政財界は全部グルという構造を理解すべきなのである。この構造は過去・現在・未来にわたって同じなのであろう。


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