西郷さんの「征韓論」は・・・実は
西郷さんの「征韓論」は・・・実は日本・清国・李氏朝鮮3国の軍事同盟締結密約の
存在を秘匿するためのカムフラージュだったのである。
それは、対ロシア防衛を目的とし、廃藩置県や徴兵令で無用となった50万の士族を、
清国・朝鮮国の兵士と共に、満州や沿海州を守備 (おそらく屯田兵と思われる。)
するという壮大な戦略で、西郷と清国の武人で政治家の「左宗棠」との間で密約が交わ
されていたのである。詳しくは司馬遼太郎の「翔ぶが如く」新装版
第三巻 136頁をご覧戴きたい。
ところが明治6年の政変で、西郷は下野しこの密約は潰えてしまったが、もし密約が
実現していたら、日清戦争や韓国併合 (韓国を日本の植民地としたこと) は無かった
ろうし、場合によっては日露戦争も無かっただろうと思うと、残念で、残念で、残念
でならない。