2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

郵政改革----①

慶応大学在学中の小泉純一郎は、67年4月こともあろうに婦女暴行事件を引起した。即、都立松沢病院に入院。精神分裂病と診断された。父親でもあり元防衛庁長官の純也は、被害女性に金銭解決を図り、小泉を同年7月ロンドン大学に遊学させて事件と病名を隠蔽…

名ばかりの道路公団民営化

03年12月の04年予算編成は、公明党の恒久定率減税廃止を認めるか、イラク派兵をどうするかこれが最大の問題となった。暮の慌しい日程で神崎武法代表一行がサマワを数時間視察し安全であることを演出し自衛隊の派兵を了承。その取引として恒久定率減税の廃…

100年安心

この数年ほど年金への関心が高まったことはかってなかった。このおかげで年金会計の問題が次々と明らかになった。あまり利用されない赤字の保養施設、グリーンピアの建設は年金保険料の無駄遣いと知られているが、実は事務費という名目で隠された人件費、天…

未納3兄弟

04年4月23日小泉内閣閣僚のうち経産相中川昭一、総務相麻生太郎、防衛庁長官石破茂の3名が国民年金保険料を納付していなかったことが判明し、民主党代表菅直人はヒット曲の「だんご3兄弟」にちなんで「未納3兄弟」と揶揄して強烈に批判した。ところが菅…

デフレスパイラル

景気対策を求める国民の声に、竹中経産相は「不況、不況と言うが、ちゃんと高収益を上げている会社はいくつもあるではないか」「努力する人を支えるのが改革政権。小泉政権は古い自民党のようにバラマキはしない」と持論を展開した。しかし、努力すればする…

格差の拡大

03年の巨額為替介入から、輸出製造業を中心に企業業績は大きく改善したが、売上は必ずしも伸びていない。売上に比べ利益が大きく伸びたのは厳しいリストラのためである。大企業の目覚しい業績回復の裏には、切捨てられた従業員、追詰められた下請企業、見捨…

大量の為替介入

03年春以降、日本は総額32兆円を超える為替介入を行った。多いときには1日のドル買いが1兆数千億円に及ぶ、世界の常識を外れた巨額の介入である。財務省は介入枠を使い切ると、保有する米国債を日銀に売って、さらにドルを買った。介入の司令塔である溝…

りそな銀行実質国有化

四大銀行グループを外資に提供した竹中金融相は、03年5月28日りそな銀行国有化を決定した。りそな国有化を巡る謎は多いが、重大な疑問は2兆円近い公的資金が注入されたことである。公的資金注入には厳格な資産査定を主張する竹中がその資産査定を行わず、…

国辱的な外資の資本参加

小泉政権の初代金融大臣は柳沢伯夫である。柳沢は日本の銀行は健全であるとして公的資金の注入に反対して、竹中平蔵経済財政政策担当大臣と対立し02年9月罷免され竹中が金融大臣も兼務することになった。竹中は米国の論理を持った傀儡として小泉内閣に送り…

民由合併

政権獲得戦略のあり方で悩んでいた民主党代表・鳩山由紀夫は、02年11月29日突然民主党と自由党の合併構想を発表した。仕掛人は元衆院議員・松野頼三(自民党)であった。ところが鳩山は民主党内で充分な説明をしておらず、記者会見で小沢一郎自由党代表を民主…

小泉訪朝

02年に入ると、外務省主流派から疎んじられいた鈴木宗男・衆院議員運営委員長の北方領土疑惑が刑事事件となって逮捕されることになり、鎌ヶ谷市の汚職疑惑で参院議長の井上裕が議員を辞職し、加藤紘一の秘書が公共事業の口利きで刑事事件となった。一連の事…

FRBのマッチ・ポンプ

一国主義的志向を持つブッシュ政権の発足と9.11のショックは日米の軍事的緊密化を加速した。01年9月15日国務副長官アーミテージは柳井俊二駐米大使に「ショー・ザ・フラッグ」という言葉で圧力をかけ、日本はテロ特措法を制定し自衛隊をインド洋に派遣し…