9.11は米政府の自作自演だった。

01年9月11日、ニューヨーク貿易センター(WTC)ビルに旅客機が次々に激突し同ビルが崩壊するという、いわゆる同時多発テロが発生した。不思議なことにこの敷地内では航空機が激突していないビルまでも崩壊している。警備員をしていたウィリアム・ロドリゲスはビル崩壊前に多くの人命を救助し、最後の生存者としてマスコミに取り上げられ英雄となった。彼は9.11の現場で見たことを世界各地で講演している。

「あの日の8時46分、私はノースタワーの地下にいました。突然大きな爆発音があり、私自身下から天井に向って押し上げられました。あの衝撃は間違いなく下からのものです。その約6秒後、今度は上の方で『バン!』という大きな音がしました。それが旅客機が激突した音でした」と語っている。

また9.11直前には、ブッシュ政権に通じている一部のファンドが軍事関連株を買いあさり、航空会社の株を空売りして巨額の利益を得ている。つまり、軍産複合体・国際金融資本や石油資本による謀略であり、自作自演だったのである。

思えば、米国はベトナム戦争で64年8月トンキン湾事件という謀略をしかけ、北ベトナムへの空爆(北爆)の口実とした。ケネディ政権時代、自国の船を撃沈するなど偽のテロ活動を行って、キューバへ侵攻する計画(ノースウッド作戦)はケネディが却下して実行されなかった。古くは1898年2月米西(スペイン)戦争の発端となった米軍艦メーン号沈没事件も自作自演だった。この戦争で米国はキューバ保護国とし、プエルトリコ、グアム、フィリピン諸島を獲得した。

米国はイスラム過激派のアルカイダがテロを主謀したとして、01年11月その根拠地であるアフガニスタンを攻撃し、アルカイダの引渡しを拒否したタリバン政権を打倒し、北部同盟を後押ししカルザイ政権を成立させた。ハミード・カルザイ大統領は米国石油資本ユノカルの役員を務めた経歴がある。

ユノカルの狙いは中央アジアトルクメニスタンの豊富な天然ガスアフガニスタン経由でインド洋に送るためのパイプラインの建設だった。ところがタリバン政権は既にアルゼンチンのブリダス社と契約を交わしていたため、交渉は難航。3回目の交渉の席でユノカルは露骨な脅しに出たという。「我々の金の絨毯をもらわなければ、爆弾の絨毯が襲ってくるぞ」と。その後、9.11が発生するのである。


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