ロスチャイルド家とは--⑧

ウォールストリート・ジャーナルは「フランシスコ・ローマ法王は、カトリック教会が改めて貧者に的を絞って活動するとともに、グローバル資本主義への攻撃に着手するよう呼びかけた」と伝えた。このメッセージは「喜びの福音」と名付けられた文書で、13年11月26日に出され「とりわけホームレス、麻薬常習者、難民、移民、そして高齢者に対するケア」を促している。

グローバル資本主義とは、ロスチャイルド家を中心とするユダヤ国際金融資本家、石油メジャー・医療メジャーや食糧メジャーそして軍産複合体を率いるロックフェラー家のことである。加えて忘れてならないのは、彼等が人工的に造った中国共産党人民解放軍の幹部達である。彼等に共通するのは、世界中に紛争や戦争の種を蒔き散らし、戦争ビジネスによって己の利益を追及する。つまり1%の支配者のために99%の人類を奴隷とする存在なのである。

我々には彼等の存在を知りつつ永年放置してしまった責任がある。だからローマ法王は「彼等は世界人類共通の敵」であるとハッキリ宣言しただけでなく彼等を攻撃しろと言っているのである。既に彼等と勇敢に闘っている国家がある。ロシアの天然資源を守るプーチン大統領である。今月17日ウクライナ東部でマレーシア航空機が撃墜されるという悲惨な事故が発生してしまったが、そもそもNPOを潜入させオレンジ革命を主導し、ウクライナ紛争を拡大させたのはグローバル資本家どもである。

そして我々にできることは何だろうかと考える。私はまず最初にインターネットが普及した現在、暗殺覚悟のローマ法王プーチン大統領の勇気を讃え、世界人類が挙って支持・支援することである。さらに私はグローバル資本家どもが仕組んだ数々の戦争、紛争、経済恐慌等の一番の被害者はアメリカ国民であると思っている。アメリカ国民こそイの一番に立ち上がるべきではないだろうか。もはや傍観は許されないのだ!

因みに米国の法律では、ドル紙幣は米財務省が発行することになっている。しかし実際にドルを発行しているのはFRBであり、明らかな法律違反である。ドルを発行したFRBは、ドルを米財務省に貸付ける。そしてFRBは貸付けた額と同額の米国債財務省から受取る。毎年黙っていても米国債の利子がFRBの株主(グローバル資本家)に支払われる。その額は税収の20%近いと言われている。まさにFRBは吸血鬼・パラサイトなのだ!

さらにFRBは民間企業でありながら法人税は免除されている。アメリカ国民はその実体を知りながら放置したのである。今こそFRBを解体し「掠め取られた国債の利子100年分」を回収するために立ち上がるべきではないか!立上ったならば世界中が最大限の協力・支援をしなければならない。それが成功すれば慢性的な財政赤字も、そしてシェールガス輸出の増大によって、貿易赤字もやがて解消されることであろう。

ではオバマ大統領が米国民を束ねることができるであろうか?「絶望」と言わざるを得ない。09年1月大統領に就任したオバマが選挙期間中に集めた選挙資金の総額は、7億4,500万ドルで、200ドル未満の小口献金者は全体の4分の1にすぎない。残りの大口献金者は、ゴールドマン・サックスシティグループ、UBSAG、J・P・モルガン・チェースFRBの株主であり、軍需産業、エネルギー企業、メディア大手等幅広い。

大統領はじめ米国政府はグローバル資本家のカネにまみれた、名ばかりの民主主義を演じ続けている国家なのである。つまりグローバル資本主義と闘うことは、アメリカ政府と闘うということである。となればティパーティーなど民間による上院・下院議員への圧力、ロビー活動が注目される。日本は「米国のポチ」と揶揄されているが、アメリカ国民は「FRBのポチ」と蔑まされないよう、全力を傾けて貰いたい。では日本はどうすべきか?---次回


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