2011-01-01から1年間の記事一覧

「江華島事件」から「日朝修好条規」へ

朝鮮国の摂政「大院君」の失脚に伴う内紛に乗じ武力によって開国させようと、明治8 年9月20日、日本海軍の軍艦「雲揚」(艦長井上良馨少佐=薩摩)の挑発により、江華島 事件が勃発します。2ヶ月後参議兼海軍卿勝海舟は辞表を提出するのであるが、これは 「…

明治7年の「台湾出兵」とは

毛利敏彦著「台湾出兵」には 「史実を虚心に直視するならば、台湾出兵とは、明治6年政変の誤算(西郷隆盛の辞表 提出・下野)に危機感を抱いた大久保利通が、西郷従道・大隈重信と組んで、台湾先住 民地域を獲得しようと強引に推進した暴挙(官製倭寇!)だった…

「西郷人気に嫉妬した大久保」 これが政変の真相!

明治6年の政変の真相について、法学博士毛利敏彦はその著書「大久保利通」で次の ように言っております。「岩倉と大久保の主目的は、政局主導権の奪回であった。岩倉使節団の条約改正交渉 失敗への批判を痛感していただけに、西郷の渡韓の成功をおそれた。…

西郷さんの「征韓論」は・・・実は

西郷さんの「征韓論」は・・・実は日本・清国・李氏朝鮮3国の軍事同盟締結密約の 存在を秘匿するためのカムフラージュだったのである。それは、対ロシア防衛を目的とし、廃藩置県や徴兵令で無用となった50万の士族を、 清国・朝鮮国の兵士と共に、満州や沿…

「三期五期 二世三世 もうたくさん」 

私の親友の河村和男君は、川柳では神奈川新聞にその名が頻繁に登場する文化人で ある。安部-福田-麻生と短命内閣が続き自民党人気が急降下している頃、彼が詠んだのがタ イトルの川柳である。全く同感で、漢字もロクに読めない麻生太郎に至っては明治の 元勲…