日本に絶対勝てない韓国①

韓国研究家・松木国俊氏は韓国が日本に追いつけない本質的要因を三っ挙げている。その第一は、韓国では儒教の影響で、身体を動かして働く人に対する蔑視が残っていて、ホワイトカラーはブルーカラーを数段下の人間と見る。李朝時代、物作りは奴隷の仕事とされ、立派な陶磁器を作る名人を尊敬することはなかった。だから仕事に誇りを持てず、技術の蓄積がすすまない。

第二は、韓国人の性格のケンチャナヨ精神 (細部に拘らない) とパリパリ (急げ急げ) 精神である。例えば製造現場では、製品を早く大量に造ることが最重要課題となり、不良品は最終段階の検査だけで全部撥ねるため、製品化への歩留りが悪く部品・部材のロスやエネルギー消費量は日本の3倍にものぼるという。それは各工程毎の生産性や労働環境の向上を後回しにするためである。だから労働災害は日本の6倍にも達する。

商品開拓においても自社技術で製品を開拓することができず、安易に海外の技術に飛びつく傾向がある。現代自動車は自動車販売世界第5位を誇っているが、自動車の命というべきエンジンは、全て海外の技術に頼っている。海外の技術者のヘッドハンティングや買収、他社の製品を分解して特許部分の一部を変えて自社開発 (リバースエンジニアリング) としてしまう所謂パクリが平然と行われ、特許を巡るサムスンとアップルとのスマホ訴訟は泥沼化している。

第三は、安全性・耐久性・持続性等の性能よりも外観を重視する姿勢である。松木氏は昨年4月16日に発生したセウォル号転覆事故を例にあげて、船長は3.6倍もの過積載を隠すために、下がった吃水を上げようと復元力を保つバラスト水を放水したという。この船長は一年契約の契約社員で月給は日本円で26万円だった。また韓国の20代〜30代の女性の98%はお金があれば美容整形したいそうで、ここまで外見に捉われる姿に呆れるばかりだ。韓国人は心の整形こそ最重要課題!

私はセウォル号事件から透けて見える、韓国人の公共の利益より自己の利益を優先する利己主義を第四の要因に挙げたい。朴槿恵大統領は保身のために反日を叫び、次期首相候補が5人も登場してもすべてスキャンダルに塗れていた。企業経営者は許認可権者に賄賂を贈って利権を獲得し、違法操業を重ねて巨利を得ても脱税に励む。警察・検察・裁判官も汚染され法の正義が実現されない。そこにはタバコの一本買いで重税に耐える韓国民がいる。

1995年6月29日三豊百貨店が営業中に、建物の両端の一部を残して跡形もなく崩壊し、死者502名、行方不明6名、負傷者937名という大惨事を引起した。地上4階地下4階建のオフィスビルの予定で基礎工事が終わった段階で、1フロア増やして5階建てのデパートに変更したことが最大の原因であった。また当時の区長は三豊百貨店の設計変更と仮使用許可を承認した見返りに1,300万ウォン受取っていた。

岡田敏彦氏は「韓国では軍の兵器だけでなく原子力発電所でも、指定された正規の海外製部品を使わず、国内工場で偽造した安価な部品を使用して、実際に配管亀裂や緊急停止、放射能漏れなどの事故が続発し大問題になっている。さらに修理箇所を間違えたり、放射線量の発表数値を矮小したり事故後の対応も問題続きで、原発の恐ろしい運営実態が明らかになってきている」と指摘している。


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